ブラック研究室の方が就活に強い!? 実体験を元に語ります

ブラック研究室の方が就職活動に強いのか 真偽を語ります

最近ブラック研究室の事ばかり話していたので「ブラック研究室は就活に強いですか?」という質問を頂きました。

私個人の考えで言うと一部合っていて、ほとんどが合っていないと思うのですがその理由を書いていこうと思います。

まず、ブラック研究室に所属して就活にメリットになる点をあげてみましょう。

  • ブラック研究室だと専門知識が人並以上につく事が多いので就活で優秀な人だと考えてもらえる
  • 考え方から学生っぽさが消えがちなのでお堅い面接官の場合は評価されやすい

こんなところですかね。ちなみにデメリットな点をあげてみます。

  • 就活をする時間がとりにくい
  • 教授がそもそも就活に理解がない可能性が高い
  • 面接準備を満足にする時間がない
  • エントリーシートを書く時間もない

こんなところですか。主に時間が取れないことがデメリットですね。あと研究室メンバーの頭が悪くすでに教授からの洗脳が完了している場合は就活がかなり厳しくなります。敵に回って困るのは教授よりも同級生です。

研究することが正義、就活するのが悪だと考えている同級生がいたら距離を取りましょう。同級生のため自分の近くにいて就活の状況などを高精度に把握されるので、教授に告げ口されると厄介です。

ブラック研究室に所属する就活のメリット

先ほども記載しましたが、ブラック研究室にいる場合は専門性が高くなる傾向にあることがメリットです。これは単純に自分の実力があがることに加えて、就職活動の面接でも大いに役立ちます。

私の経験談だと、某電力会社を受けているときに「学生時代に学んだ専門分野の話をしてください」というややざっくりした質問を受けた事があります。その際にこれでもかというぐらい多くの専門を説明できたため、面接官が驚いていました。もちろんその時の面接は合格し、最終面接に進む事ができました。結果的に今の会社の内定が出たので最終面接は受けませんでしたが。

逆に、本当にゆるい研究室(ほぼ放置系研究室)に所属していた女の子はこの手の質問が来た際に黙り込んでしまったそうです。

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ただ、その子も業界最大手に内定していました。なんだかんだで女の子の方が内定を多く取るイメージがありますね。私がいた大学はそこそこレベルが高かったことと、女性の内定者率を30%にするという目標を掲げている企業もあるので優秀な女性は本当に売り手市場だと思います。

少し話がそれましたが専門性はブラック研究室にいると鍛えられる事がほとんどです。逆に専門性が低い人はブラック研究室だと生き残れない場合が多いですからね。

ブラック研究室に所属する就活のデメリット

これは時間に追われる事だと思います。

私の研究室だと位置情報が分かる携帯を持たせられ、たまに確認の電話がかかってきました。まぁ会社説明会に参加する場合はこの携帯を同級生に持っておいてもらうか、実験室に放置してかわしていました。

そういった妨害が入ると就活は本当に厄介な存在になります。ただでさえ満足いく就活をするには多くの時間がかかるのに、それに邪魔が入るんですから当たり前ですよね。

一部の研究室では就活をするとペナルティがあるなんていう都市伝説も流れていましたが真偽は定かではありません。ただ、大学側も就職率は重視しているのでそこまで激しい妨害をする教授は多くありません。私の研究室の教授も妨害してくる割に就活が終わったかどうかは気にしていましたからね。

基本的にこのデメリットはメリットよりも大きいため、就活をしっかりやりたいと思う人はブラック研究室をオススメしません。ただ専門性を磨く事に全力を出したいなら厳しい研究室にいくことをオススメします。個人の考え方次第ですね。

私のサイトでは他にも博士課程の学生が失踪した話などを投稿していますのでもし興味があれば是非見てみてください。

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