勉強のモチベーション維持に必要なことは目的意識
これまでの社会人生活で見る勉強に必要なこと
私は4月から新しい分野のエンジニアになりまして、必死に勉強しなければいけません。ただ一方でどうしてもやる気が出ない分野があり、そこに何の差があるのかを考えると「目的意識の有無」だと気付いたのでそれについて本記事に投稿しようと思います。
まず、私は会社に入ってからITエンジニアとして活動してきました。ITエンジニアは常に勉強していく必要があり、そこに文句はないのですがモチベーションを保てる時期と保てない時期があったのでそれを書いていきます。まずは私の略歴を書いていきます。各年度のやる気は5段階評価で、5が最高です。
- 社会人1年目
- 組み込み機器の制御プログラムを担当 C言語を使ってマイコン制御をしていた
- 入社したのが大企業で周りの社員はまるで勉強しない人に囲まれる 不満が非常にたまる
- プログラミングを出来るのはその部署で私だけになり、かなり苦労する
- プログラミングは楽しくモチベーションがあったが転職したいという気持ちになる
- この時は勉強の意欲がある
- 社会人2年目
- 組み込み機器の制御は完了し、Windowsアプリの開発に従事
- あまり技術的な分野に携わることを良く思わない人が上司になり、かなり居づらくなる
- この時は転職をしようと決意する。そのために勉強して応用情報技術者を取得する
- 社会人3年目
- 相変わらず転職したいと思いながらも技術的なことを自由にやれる部署に異動させてもらえる
- ただ転職する可能性もあるので継続して勉強し、情報処理安全確保支援士を取得する
- 社会人4年目
- 良い部署に異動できたので転職する気がなくなる
- Windowsアプリの開発でかなり成果を出せるようになった
- 仕事に必要な分野のみ勉強し、資格取得などは考えないようになる
- 社会人5年目以降
- WEB分野のエンジニアになる Javascriptなどの勉強が必要になる
- WEBの勉強は楽しいが会社から取得するよう言われたAWSの資格を勉強する←やる気が出ない!
こんな感じですね。これを書いた理由として、社会人2~3年目に取得した応用情報技術者と情報処理安全確保支援士の勉強には「転職をしたい」という目的意識があったのです。一方で社会人5年目以降に会社から指示されたAWSの資格取得にやる気が出ないのは「会社から指示されたから」という理由で勉強しているからだと気付きました。
そもそも人間は目的意識のためじゃないと勉強できない?
それにどうやら人間は目的意識がないとやる気が出ない生き物な可能性があります。
この動画では人類は目的のために勉強する事を快楽に感じ、目的が分からない勉強には興味が出ないと言っています。
動画の内容を簡単に書いておきます。
- 人類は火の利用や狩りの道具を作るなど、目的意識のある行動を楽しいと感じる
- ゲームをクリアするために攻略本を読むのは楽しい
- プラモを組むために説明書を読むのは楽しい
- サッカーが上手くなるためにハウツー動画を見るのは楽しい
- 学校の勉強はなぜやるのか理由が分からないから楽しくない
特にゲームをクリアするために攻略本を読むのは楽しいという例が非常に分かりやすいですよね。
しかし逆に言えば目的意識をコントロールすることで勉強のモチベを維持することができるのです!
いま私はAWSというあまり仕事でも使わないクラウドの勉強を会社の指示で取得する予定ですが、「この資格を取れれば昇給するぞ!」というように自分自身を洗脳することが出来ればモチベーションが上がるはずなのです。つまり「年収を増やす」ことを目的にするんですね。まぁどう考えてもこんな資格取った程度で大して年収に影響ありませんが。
私はAWSの資格取得もそうですがあと半月ちょっとの間にエンジニアとして一人前になる必要があります。詳しい事情はこちらの記事を見ていただきたいのですが、なんか忙しい時に限ってこういう記事書くモチベーションが上がるんですが何かメカニズムがあるんですかね。テスト前に掃除しだす人の気持ちが分かりますよ・・・。