東証グロースに上場するヌーラボ株式会社のIPO評価を解説

2022年6月28日(火)に上場するヌーラボのIPO評価について解説

2022年6月28日にヌーラボ株式会社が東証グロース市場に新規上場する事が決まりました!

期待のIPO案件になりそうですし、内容を見ていこうと思います。

私の会社でもヌーラボさんの製品を使わせてもらっています。

かなり先進的なITツールの提供を行っている会社ですね。

会社員の方だと一度は使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。

そんな気になるヌーラボの上場日程は以下の通りです。

  • 申請期間:6月13日(月)~6月17日(金)
  • 当選日:6月20日(月)
  • 上場日:2022年6月28日(火)

それではヌーラボ(株)の上場目論見書から見ていきましょう。

まずは事業なのですが、ITツールの提供がやはり中心ですね。

売上のほとんどがbacklogですね。事実上のbacklog一本足打法で、私の会社でもbacklogを使っています(他サービスに移行予定だけど)。

事業構造的にはそこまで安定している訳ではなさそうです。

次に業績を見ていきましょう。

売上は右肩上がりですね。ただ利益自体はそこまで高くないですね。

他に何か投資してれば利益は低くなるのですが、この会社はどうなのでしょうか。自社で作っているみたいなのでそのへんはわからないですね。

ただぱっと見の業績はそこまでよくはないですね。

それでは各サイトでの評価をIPOまとめサイトで見ていこうと思います。

いや~渋いですね・・・。

  • 売出価格:960~1000円 (おそらく1,000円)
  • Xサイトの予想:1,060円 D評価
  • Yサイトの予想:1,200円 B評価
  • Zサイトの評価:1,100円 B評価
  • AIの予想:1,580円

一応全てのサイトで初値で利益が出ると予想していますが、大きな上昇幅だとは思っていないみたいですね。

これだと1口あたりの利益は出ても数千円~数万円ですかね。

しかしIPO的には人気のあるIT関係でこの弱気な予想は気になります。

そのため詳細な条件を見ていこうと思います。

新規発行株数がちょっと多めですね~。新規発行株数は上場したときに新しく発行される株の数で、これが多いと初値が上がりにくいという特徴があります。

これが2,230,100株なので少々期待感が薄れるのは事実だと思います。

上場先は東証グロースで、これはIPO的には望ましい市場です。この点は問題ありませんね。

これだけ見るとそこまで悪い案件ではありません。AIは初値が1580円だと予想していますが、おそらくそのあたりの初値になるのではないでしょうか。(1,200~1,500円だと予想)

個人的には買い推奨な案件ですが、皆さんはどう思いますか。

もしよければこの記事にコメントを残してもらえると嬉しいです。

他のIPO関連の記事はこちらから見る事ができます。

フォローしてくれると嬉しいです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA