エンジニアとして生き残るために必要なスキルを考える
終身雇用なんて無くなった日本でいきるために必要なスキル
東芝やパナソニックのリストラなどを受け、私が所属している会社でもリストラの可能性が示唆されるようになりました。
終身雇用を前提に低賃金で人を雇用する事が日本企業の方針でしたがすでに終身雇用なんて物は都市伝説のようになっています。
それを嘆いても仕方がないのでスキルを付けたいなと思うのが最近の若い人の共通認識です。
それではどんなスキルがいいのでしょうか。私は会社に入社後6年間ほどITエンジニアとして活動してきたのでそこから考えてみます。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- データアナリスト
大体こんなところだと思います(WEB系限定ですが)。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアで考えると今後の需要はそこそこあるかなぁと思っています。
WEBサイトのUIなどは流行り廃りもあるので常に変えられていきますし、今後もネットビジネスは増えるので需要は安定するでしょう。
懸念点があるとするとノーコード、ローコードが主流になることでしょうか。これらの技術はコーディングなしでアプリができるようになるのでエンジニアには脅威ですね。ただ少し凝ったアプリを作りたいとなると難しいみたいなので一部のユースケースでの利用に留まるとは思います。
バックエンドエンジニア
サーバ側の処理を行うバックエンドエンジニアを考えてみます。だいたいのバックエンドエンジニアはインフラエンジニアも兼ねるのでサーバ側の深い知識が求められます。
現在はオンプレミスサーバやレンタルサーバを使うケースも多いので需要が多いですが、クラウドサービスを使おうとするとバックエンドエンジニアの仕事は減る形になります。
Firebaseなどのサービスでバックエンドを意識しないでシステム開発ができるのでこういったサービスが普及してくると優秀な人材以外は食べていくのが難しくなるかもしれませんね。
またバックエンドエンジニアはコーディングが出来て当然という面があるので学習コストも高いです。そう考えるとこれからバックエンドエンジニアになるには少しリスクがありますね。それでも当分は問題なく稼げるとは思います。
データアナリスト
一番判断が難しいのがデータアナリストですね。
この職種になる場合は統計学を深く学ぶ必要があり、加えて課題解決能力を高く求められます。
個人的にはこのデータアナリストを専業でやっている人は個人事業主では見たことないです。AIなどの技術が普及してきましたが会社員として社内データを分析するなどの仕事がメインになるでしょう。ただ相当高い成果を出さないと社内では良い評価をもえらえないでしょうし、一部の社員からは冷遇される恐れもありますね。
年収を見るとそれなりに高いように見えますね。ただデータアナリストなんていう職種を雇っている企業は大企業が多いので高めに出ているだけでしょう。世間的にデータアナリストの需要が拡大とか言っているメディアもありますがまだまだ理解される社会にはなっていないのが現状だと思われます。
全体を通して
WEB関連を中心に自分の将来性を考えましたが一番現実的なのはフロントエンドエンジニアかなぁと思いました。シンプルに需要が落ちなそうですし、どこの会社でも常に一定の求人がありそうです。
ただ年齢を重ねるとITエンジニアは価値が落ちる傾向にあるのでマネジメント側に回るのが得策なんでしょうね。
もしくは起業するとか?人気のWEBアプリやゲームを作ることができたらそういう道も考えたいですね。
私のサイトではWEB関連の技術に加えて画像処理の記事も投稿したりしているので是非見て行ってください。