[5分で分かるC#] StreamWriterを使ったcsvファイル作成プログラム[動画解説]
動作ログやデータ分析で大活躍のcsvファイル作成方法を動画解説
今回は何かと良く使うcsvファイルの作成プログラムを紹介していきます。正直色々なサイトで紹介されていますが,動画で実際にコーディングしながら紹介しますので初めてプログラミングする方でも問題なく理解できると思われます。
実際のコーディングはこちらの動画を確認願います。
今回の内容は非常にシンプルで,作成したいファイルのフルパス指定とcsvファイルに書き込む処理です。
今回はStreamWriterを使っていますが,StreamWriterは引数を指定する事で,ファイルの新規作成か既存ファイルに追加書き込みするかなどの設定も行えます。
今回紹介したStreamWriterによるcsvファイル作成は工場でも非常に良く使います。エクセルに比べて圧倒的に高速で書き込み可能で,特にライセンスなどの縛りがないためです(エクセルはofficeインストールが必要)。
また,データ分析などでも頻繁に使うので社内SEのような人には特に必須スキルになります。是非マスターしてください。
今回作成したサンプルプログラムと結果を貼り付けておきます。StreamWriterの第2引数をtrueにしていますが,この場合は対象パスに既にファイルがある場合は「最終行以降に追加で書き込む」という指定になります。falseだと既存ファイルの内容を消去して今回処理だけ残します。
private void button1_Click(object sender, EventArgs e)
{
//デスクトップ上にTest.csvというファイル名を作成する
string FilePath = Environment.GetFolderPath(Environment.SpecialFolder.Desktop);
FilePath = Path.Combine(FilePath, "Test.csv");
//ここからcsvファイルに書き込むプログラムを作成する
using (System.IO.StreamWriter sw = new System.IO.StreamWriter(FilePath,true))
{
//for文で作成する
for(int i = 0;i < 10;i++)
{
sw.WriteLine(i.ToString() + "," + (i * 10).ToString());
}
}
}
csvの出力結果を以下に示します。
簡単ですね。主が良くやるのはcsv同士を特定の列同士でくっつけるなどの処理をします。慣れれば10分程度でプログラムを構築できるようになります。