[FXの基本]FXのスワップポイントを解説

FXでよく聞くスワップポイントの解説

本日はFX取引で良く出てくる単語であるスワップポイントについて説明します。

このスワップポイントで生活する人もいるほど大きなコンテンツで,簡単に言うと各国の金利差を利用して毎日お金を貰う(もしくは払う)仕組みです。日本の金利は過去例に見ないほど下がっているので,銀行にお金を預けるよりも高い利率でお金を貰う事が出来るので,上手く使えれば銀行預金よりも高い利率で資産運用が可能です。

スワップポイントと銀行預金金利

スワップポイントのメリットを語る上で外せないのが銀行預金金利との比較です。日本の銀行にお金を預けている場合,日本銀行への預金に対して0.2%程度の利益を得る事ができます。そのため1000万円を銀行に預金している場合は年間で2万円程度の利益になります。

コンビニ並みに密集してますねぇ

銀行の金利が1%以下なのに対して,他国の金利はもっと高い傾向にあります。2020年8月30日の今ではコロナの影響で軒並み各国の金利は下がっていますが,コロナ前であれば米国で2%,南アフリカで6.5%程度ありました。日本の銀行に預けるのに比べて圧倒的に高い事が分かりますね。

SBIFXトレードでのスワップポイントと活用方法

今回は業界でも最人気レベルの証券会社であるSBI FXトレード様のスワップポイントを例に説明しようと思います。

現在のレートを以下に示します。

これは1万通貨単位での取引時に得られる金額です。FXはよく10万通貨単位で話される事が多いのでそれを元に考えるとUSD/JPYだと一日あたり80円程度貰う事ができます。スワップポイントは土日も貰えるので

80円 × 365日/年 = 29200円/年

という利益を出す事が出来る。10万通貨単位の場合は証拠金がおよそ45万円程度必要なので,仮に45万円で毎年29200円を得られるならば利益率は6.4%です。年間で6.4%の利益率は簡単には出す事が出来ませんよね。仮に年間で500万円程度貰って不労所得を実現したいと考えた場合,1710万通貨を買う必要があります。その場合は7600万円程度の原資が必要です。

この事から,仮に1億円程度の元手があれば,働かなくても年500万円の収入は約束される訳です。ただし,これはコロナで各国の金利が落ちている状況でこれですから,アメリカの金利が2%に戻ればもっと低い原資でも生活していけるだけの年収はスワップポイントで得られるのです。

富める者はますます富み,貧しい者はますます貧しくなる とは良く言った物ですね

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