[テクニカル分析]FXシグナル 上位での陰の寄り切り線を解説
FXのトレンド分析 下落シグナル 上位での陰の寄り切り線とは
FXのトレンド分析は多種多用に渡り,当然ある程度確率されたテクニカル手法が存在します。その中で下落シグナルとして使用される上位での陰の寄り切り線について解説していこうと思います。
まず,上位での陰の寄り切り線の”寄り切り線”はなんなのかを説明します。
こんな感じで下落トレンドの場合はその相場内の下値付近で大陽線が出る,上昇トレンドの場合は天井付近で大陰線が出るなど,トレンドと反対側に大きく動く足の事を寄り切り線と呼んでいます。また,陰の寄り切り坊主と同じような動きをする(下の画像)。
※陰の寄り切り坊主については 大陰線のバリエーション の記事で紹介していますので,そちらを参照願います
MT4で見る上位での陰の寄り切り線 実チャートでの活用例
MT4で実際に上位での陰の寄り切り線の例を示します
このチャートはAUD/JPY(豪ドル/円)の30分足です。
陰の寄り切り線と思える足が出てから上昇トレンドが反転し下落傾向になっている。
この寄り切り線だけで上昇トレンドが下落トレンドに反転すると判断するのは実際には難しいと思います。
平行ラインや抵抗線などと組み合わせながら活用すると精度が上がって良いと思います。