[テクニカル分析]FXシグナル 行き詰まり線を解説
FXのトレンド分析 下落シグナル 行き詰まり線とは
FXのトレンド分析は多種多用に渡り,当然ある程度確率されたテクニカル手法が存在します。その中で下落シグナルとして使用される「行き詰まり線」について解説していこうと思います。
行き詰まり線は発生したら下落する可能性が高い事が知られているテクニカル分析です。
発生する流れを以下に書きます。
- 上昇トレンドが続く。行き詰まり線の1つ前の足で新高値をつける (①)
- 行き詰まり線が発生。これは前の足型が最高値を付けた後に,最高値に届かずに終わった陽線の事(②)
- 高値を更新せずに終わった行き詰まり線以降は下落傾向にトレンドが反転する(③)
※陽線については FXのシグナル 5つの基本形 に書いてあるのでそちらを参照願います
今回の行き詰まり線はテクニカル分析の中では王道の「上昇トレンドの勢いが弱くなって下降トレンドに反転するときのシグナル」です。最高値を更新できない≒上昇の勢いが止まりかけている という事を示しています。
MT4で見る行き詰まり線 実チャートでの活用例紹介
実際にMT4で行き詰まり線が発生する流れ,発生した後の流れを記載します。
今回見るのはAUD/JPY(豪ドル円)の5分足です。
この行き詰まり線は正直チャート上に出る事は稀です。上昇トレンドの勢いが減ってくる,かつそれが足の切れ目で最高値が切れてくれないと出ないので長い足(30分足以上)ではほとんど出ないイメージがあります。長い足だと大抵の場合で陰線になりますからね。
そのため5分足でたまに見る感じですね。ただ,これが出ると高確率で下降トレンドに入るイメージがあります。
是非皆さんも,この行き詰まり線を参考にしてください。