[異常]会社にIT担当者1人の座席が4つあった話
社内SEの日常 担当者一人なのに業務はてんこ盛り
これは主が実際にあった話です。主はとある会社で社内SE(IT技術者)をしており,基本的にソフトを作って実際にライン制御や生産情報のIoT化,AIシステムを構築するのは社内(事業所内)で主だけです。他にもWEBサイトを細々と作る人は数人いますが生産現場に適用するようなソフトを作っている人は主以外いません。
そんな主が会社内に座席が4つあった話をしたいと思います。
1つ目の座席は通常業務をする事務所にある普通の座席です。皆さんも会社に自分の座席がありますよね。それと同じで主にもありました。
2つ目は生産ラインの中にありました。一部の人は「えっ?」って思うかも知れませんが,AIシステムを使った生産性向上の業務を行っている際,主の事務所からは遠くシステムの入れ替え頻度も高かったのでラインサイドに主の座席が用意されました。その時は移動が少なくてラクだな~と思いましたが今考えたら異常ですね。画像が雑ですいません。

3つ目は現業課の事務所に主の座席がありました。現業課というのは実際にラインに入って作業してくれる作業者の事務所です(大抵現場近くにあります)。そこは2つ目のところとは異なる部署のなのですが,そこでは生産情報をIoTで誰でも座席に居ながら作っている機種,台数,サイクルタイムなどの情報を見られる仕組みを作りました。主が0ベースから作った仕組みなので誰も保守が出来ず,主がたまにメンテナンスに行くので座席が用意されていました。今は保守を別会社に委託しているので開放されています。あの程度のシステムなら自分で保守して欲しいんですがね・・・

4つ目はサーバ室です。「サーバ室に座席を置くわけないだろ」と思う方もいるかも知れませんが製造業でやっていくには各種の法規に対して守るべき事項があります。いざという時に官公庁に「この法規に対してはこういうシステムを作って対応しています」という申し開きをする必要があるんですね。そのためのシステムの主が作っていましたので何かあると大変な事になります。そのサーバの稼働率,システムの可用性は重要なんですね。そのためいざという時のために主の座席が用意されたのです。

拾い絵ですがこんな感じでした。
一時期は電気工事関係も担当していた(電気系出身も所属部では主だけ)ので電験2種あたりを取ろうかと思っていたほどでした。社内SEというのはレアなためそれっぽい仕事は全て任されます。不満はありますがそれを言ってもしょうがないので,今の仕事をいつでも辞められるようになんとか投資や副収入で生活できるようにしたいです。